【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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19: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/09/04(土) 23:32:42.66 ID:0JgQDisSo

「私は怖い、不安でもある。諏訪にいた時も、今も。ずっと不安で、怖いよ」

彼女は、小さく笑う。

それを恥じるでもなく、堂々としているように感じる表情だ。

「だって、仕方がないじゃない、あんな化け物が襲ってくるんだから」

陽乃「……そうね」

「でも、私達はただ逃げればいい。怖いって言って、助けてって叫んで、一心不乱にそこから逃げ出せばいい。そうしたら、勇者様が助けてくれるから」

彼女は不快そうな表情を浮かべる。

彼女達には、誰かを助ける力はないし、

自分自身の身さえ守れるほどの力がない

けれど、勇者は違う。

そして、そのたった一つの違いから、全てを委ねられる。

「けど、勇者様は違うと思う。怖いって言えないし、一目散に逃げだせるわけでもない。それどころか、立ち向かわなきゃいけない」

その怖さは分からないと、彼女は首を振る

不安も恐怖も緊張も、何一つ……きっと、分かると言ってはいけないと思うとさえ、言う。

「そんなの、あんまりだと思わない? 理不尽だって思わない? 私だったら思っちゃう」


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