【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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385: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/10/02(土) 22:12:01.35 ID:P9cHQKBpo
千景の手には、ここにはないはずの携帯ゲーム機が握られている。
いつどこで九尾が見たのか分からないが、
アクションゲームのようで、武器を手にしたキャラクターが巨大な怪物に向かっていくところで止まっていた。
千景「これはゲームだけど、そう。例えば、この世界もまたこれのようにゲームの中だったとしたらどうする?」
陽乃「どうすると言われても困るのだけど」
千景「貴女には、全てを失うことが定められていた。主人公の覚醒と似た、カタルシスを得るための舞台装置として」
陽乃「ありえないわ」
千景「けれど、その証明はできないでしょう? 悪魔の証明……だったかしら。私達にはそれを確認も何もできない」
千景は、恨みがましそうに空を睨む。
手を伸ばし、何かを掴んでやろうといった仕草を見せるが、
嘲笑すると、陽乃を一瞥する。
千景「貴女は主人公ではなくて、途中で朽ち果てるお涙頂戴の離脱キャラかもしれないし
本当に主人公で、この世界を救うことが出来る英雄として設定されているかもしれない」
陽乃「違うわ」
千景「けれど、貴女だけは特別な力を持ってる。それは主人公の特権だわ」
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