【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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449: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/10/05(火) 20:31:14.01 ID:JKB0hUOto

「・・・・・・」

その誰かは、何かを言っている……ような気がする。程度しかわからない。

口が動いているように見えるだけで、その部位が本当に口なのか

そもそもそこが顔なのかも、今の陽乃には正しく認識が出来ていないのだ。

「ぅ……ぅい?」

この状況で傍にいるのは九尾か、

それか水都……もしくは、女子高生たちだ。

何かが動く。

陽乃は自分に触れているだろうことはなんとなく分かるが、

それ以上のことが何もわからなくて、戸惑う。

自分の状況が分からない

あの後どうなったのか、何があったのか。

どこにいるのか、自分の体がどうなっているのか。

それを考えようとするだけで咎めるように痛む頭に、陽乃は疲弊していく。

歌野『……落ち着て、大丈夫よ』

そんな陽乃の中に、歌野の声が流れ込む。

陽乃の意思に関係なく、散々踏み入ってきていた歌野の心の中は、

力の繋がりによる物の為か、陽乃の体がどれだけ衰弱していようが関係なく鮮明だった。


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