【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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516: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/10/10(日) 17:14:20.01 ID:0lBQTLRao

力を使い始めてから数分で、球子の体は元通りに回復し、

傍にいた杏の体も癒えて……辺りには雑草が生い茂っていた。

歌野「はぁ……はぁ……っ……」

球子の隣に座っていた歌野は、

呼吸を乱し、ぐっしょりと汗をかき、ゆらりと揺れて――

杏「白鳥さんっ!」

水都「うたのんっ」

杏が歌野の体を抱きとめて、水都が傍に膝をつく。

歌野「だ、大丈夫……ちょっと、疲れただけ」

水都「鼻血が出てる」

水都は分かってるとでも言うように笑みを浮かべて、

歌野の鼻の辺りを袖で拭う。

水都の袖は赤く汚れて、一緒に汗も拭ってしまったのか、濡れてしまっていた。

球子「無理、するなよっ」

歌野「このくらいは、無茶でしかないわ」

球子「けど!」

球子は、自分の体が治ったことを実感しながら、

ばつが悪そうに、歌野へと声を荒げる。

自分を治すために歌野に負担がかかるのは、望まないことだ。

歌野「……my self 気にしないで」

自分の為と、そう言う歌野に杏が顔を顰める

杏「久遠さんみたいなこと言わないでください……そんなの、駄目です」

歌野「ふふっ……ソーリー。でも、本当に、1人では限界があったから、戦力が欲しかったの。本当よ」


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