【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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73: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/09/07(火) 22:19:58.80 ID:4iCFVrHUo

陽乃「何? 不満?」

九尾「いいや、主様がそうすべきと思うのならば構わぬ」

陽乃「……そうすべきと思う。わけではないけど」

霊感なんて常人には眉唾な感覚を多少持っていると自覚する程度には気配に敏感だが、

別に、ここで放置したからってこの人たちが化けて出るなんてことはないだろう。

むしろ、こうして2人の領域に足を踏み入れたことに対しての恨み言が囁かれてもおかしくない。

けれど、いくつかの骨が欠落していることから察するに、

息絶えた後、まだ残る血肉を荒らしに来た何かがいる。

それらがまた来ることはないと思うけれど、そんな場所に置き去りは、気分が悪い。

陽乃「神社の娘としては、どうにかしたいと思っちゃうのよ」

九尾「念仏でも唱えるかや?」

陽乃「冗談止めてよ」

適当なことを言う九尾を睨んで、

集め終えた骨を持ってゆっくりと立ち上がる

陽乃「庭に埋めるわ」

九尾「あまり時間かけると、より強く叱られるぞ」

陽乃「分かってる……それと、ここの家主に化けないで」

写真でも見たのだろう。

見知らぬ人の姿をしている九尾に一言言って、陽乃は埋葬するために庭へと向かった。


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