【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい10
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◆gEU9La026k
[saga]
2021/09/29(水) 23:43:58.49 ID:b3rKJTDq0
「大丈夫です。私も……お母様も」
そして、それらしい立ち振る舞いは周りにも評価された。
ああ、やはり自分はこうあらねばならないのだと、痛感した。
自分の言葉で多少は兵士達も冷静さを取り戻してくれた。
やはり自分も、森国の姫なのだ。信頼されているのだ。
それを裏切ることは、できない。
優しさや知識、行動力……全てが姉姫には届かない。
それでも唯一勝れる点があるとすれば、それは多様な魔法の才能。
操れる数だけで言えば、女王にさえも並べるほどの魔法の才。
――森国の民は、王に力も求めている
これは最近まで知る由も無かったが、母が囚われた……
いやその前の敗北の報せを受けた時点での兵士達の狼狽えようからも察することができた。
戦うことは未だに慣れない。しかし、戦う力がなければ守りたいものも守れないということを知った。
誰かを守る前に、自分自身さえ守ることができなければ意味が無い。
姉に無い才を持つのであれば、姫として自分も支える必要がある。
大好きな母を救い出す為。
森国の民を安心させる為。
繊細な姉の負担を軽くする為。
その為に、自分は『姫』であり続けなければならない。
大丈夫。問題は無い。
教えられ、実感し、実際にそう振る舞えたのだから。
何の心配もいらない。
「大丈夫なんです……」
そう、言い聞かせる。
――狭い樽の中で二人きり……
この状況下でも、思わず反応してしまった。
触れられると。
触れて貰えると。
その甘えの感情を、押し殺す。
それは誰も望まないこと。
彼を慕うのも、自分だけではない。
自分よりも遥かに昔から救われてきた姫達だけでなく、姉もなのだから。
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