【安価・コンマ】Cランク神獣「Sランクまでよじ登る」(その3)
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◆lFOXrxX/4g
[saga]
2021/12/12(日) 20:05:21.34 ID:YF3IGtt60
◆
時は、ほんの少し遡る。
ウォルフ「ミアたのしそうだねー」
グラコ『そう言えば、ミアって元々水の中に住んでいたの?』
ウォルフ「うん、ちょっと前までね。そういえば、ぼくたちといっしょに来てからは、あんまりおもいっきりおよいだことは無かったかもしれない。前のたきのところも、ちょっとせまかったしね」
グラコ『へぇ〜。じゃあここ、これからもみんなで泳ぎに来ても良いかもね!』
ウォルフ「ミドカ、クーラー、ピッカともいっしょにおよいだら楽しいかもね!」
グラコ『うん!』
ウォルフ「かえったらさっそくキュウビにおしえて......あれ、ミアどこ行った?」
気がづけば、先ほどまでミアがバシャバシャと泳いでいた音が無くなっていた。
グラコ『潜ったんじゃない?』
ウォルフ「そうかなぁ.........ん?」
プールの水面を見ていたウォルフは、水面下に多くの藻が見える場所からポコポコと小さな気泡が浮かび上がったのに気づいた。
次の瞬間、パチャッとミアの前脚がそこから出てきた。
グラコ『あ、あそこにいたんだ。ほら、大丈夫そうだよ』
しかし、そのままトプンと静かに沈んだミアの前脚に、ウォルフは背筋が凍る感覚に襲われた。
ウォルフ「......ミアが、あぶないっ!!!」
グラコ『え、うるふクン? ......うるふクンっ!?』
ウォルフは迷わずプールに飛び込むと、バシャバシャと必死に泳いでその藻が漂う場所まで近づき、潜った。
すると、そこには藻に絡まれて動かなくなっているミアの姿があった。
ウォルフ(ミア!)
ウォルフが近づくとその藻はウォルフの身体にもまとわりついて来たが、ウォルフが軽く前脚を振るとスパスパとミアの苦戦が嘘かのように細切れになっていった。
ウォルフ自身はそのことを疑問に思っていなかったが、精神が幼くとも、既にウォルフは2度も進化している。
そのため、その爪もウォルフが思っている以上に鋭くなっていたのだった。
ウォルフ(ミアァァァぁぁぁぁっ!)
何とかミアに絡みついていた藻を切り刻んだウォルフだったが、既にミアに意識は無く浮かび上がってこない。
ウォルフはミアの首元を咥えると、急いで水面に上がった。
ザパァッ!
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