【安価・コンマ】Cランク神獣「Sランクまでよじ登る」(その3)
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◆lFOXrxX/4g
[saga]
2022/02/20(日) 19:33:59.48 ID:Yj2ECj9z0
ウォルフ「......あれ?」
ナガレ「......あのー、ウォルフさん。引っ越してきたのはどなたでしょうか」
ウォルフ「えっとね、ちいさいとりのふたり。前のキノみたいな」
その言葉を聞いて、ナガレはあちゃーという顔をした。
ナガレ「そりゃあ出てこないですよ......だって僕達、狐とか猫とかドラゴンとか、明らかに小鳥にとって生命の危機しか感じないメンバーじゃないですか......」
ウォルフ「......あ」
ミア「ぅおにゃ」
フェニ『それどころか、わたくし、キュウビ、ウォルフ、グラコ、ラピスは神獣ですものねぇ......』
キュウビ『いよいよなんでその2羽はここに引っ越そうと考えたのじゃろうのぉ......』
ラピス『もしかしたら、もう逃げちゃった、ってことはないでしょうか......?』
キノ「ええっ!? ふ、ふたりともー、いるー? みんな、やさしい、たべない、だいじょうぶだよー!」
そのキノの言葉に、ようやく小鳥が巣穴から顔を出してきた。
恐る恐る、ゆっくりと。
小鳥♂「つ、つぴ......」ブルブルブル
小鳥♀「つぴぃ......」ブルブルブル
神獣という格上の存在を前に、かわいそうに小さな2羽の鳥は全身を震えさせて目に涙を浮かべていた。
そしてその視線は、「こんなの聞いてない」とウォルフとキノに訴えていた。
ラピス『あー......』
キュウビ『......ウォルフ、キノ。先ほどの発言からすると、お主達があの2羽を誘い込んだようじゃが......何と言って誘い込んだんじゃ?』
ウォルフ「えっと......キュウビとかフェニもいるし、ぜったいあんぜんって......あと、外にいたらまちがえてたべちゃうかもって言った......」
キュウビ『......ま、間違ってはおらぬが......小鳥達もまさかわらわ達のような神獣がおるとは思っておらんかったじゃろうなぁ......』
小鳥♂「つぴぴぴ......」ブルブルブル
小鳥♀「つぴぃぃ......」ブルブルブル
ウォルフは予想だにしなかった事態に狼狽える。
そういえば最近は全くそんな意識はしていなかったが、自身も初めてあった時はおもらしをするほどにキュウビを恐れていた身だ。
ウォルフ「ど、どうしよう......!」
キュウビ『とりあえず、わらわ達は離れるとしようかのぉ......ウォルフ、キノ、しっかりと説明と話をするのじゃぞ』
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