【安価・コンマ】Cランク神獣「Sランクまでよじ登る」(その3)
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◆lFOXrxX/4g
[saga]
2021/11/25(木) 22:35:17.73 ID:WSjkzsSy0
ナガレ「さて、つきました! この階のどこかに水の出口があればいいですが......といっても、もう聞こえていますね」
ナガレの言う通り、10階にたどり着くとどこからかチョロチョロピチャピチャと水音が聞こえていた。
その音を頼りに進んでいくと、他の場所とは壁で区切られた中庭のような空間に出た。
ナガレ「やった! 水源発見です!」
ラピス『わぁ、きれい......!』
フェニ『これが、文明の残した美、ですのね......』
他の床がボロボロのカーペットとむき出しのコンクリートなのに比べ、四角いその空間の床には土と石畳が敷かれており、中央には泉のようにこんこんと水が湧いている大理石の噴水があった。
ドーム状の天井は一部抜けており、そこからは外の光が幻想的に噴水を照らしていた。
また、そこだけ日光が当たっているからか、色とりどりの花が噴水の周りに咲き誇っていた。
ウォルフ「ひゃっほーい! のんでいいよね?」
キュウビ『まあ待つのじゃ。ナガレ、あれは飲んでも大丈夫な水かの?』
ナガレ「はい。少しだけサビが混じっていますが、全然無視できる程度ですね。日常的に飲んでも心配はありません」
ウォルフ「おっけー! ごくごくごくごくごく!」
ミア「ぅおにゃぁん♡ ごぽごぽごぽごぽ......ぷはぁっ♡」
ラピス『んっ、んっ、んっ、んっ.........はぁ......♡ 生き返りますぅ......♡』
そうして一行は水を飲みながら、その中庭に座り込み休憩をした。
フェニ『ふう。とにかく、これで水源は確保ですわ。干からびる心配がなくなって安心できますわね』
キュウビ『なんならここを拠点にしても良いかもしれんのぉ。地上からは離れており安全じゃし、水もある。ここ以上の場所が見つかるのは難しいじゃろうて』
ラピス『ちょっと階段の上り下りが大変なので、壁を一部壊してそこから出入りできるようにしませんか?』
グラコ『あ! ワタシもそれにさんせーい。ワタシがこのまま上り下りしたら、いつか壁がなくなっちゃう』
ナガレ「それは良さそうですね。まあ下手すれば倒壊の危機があるので、おいおい慎重にやって行く事になるでしょう」
そうしていると、まとまって探検していたウォルフと三つ子竜がなにかを引きずって持ってきた。
ウォルフ「おふとんになるもの見つけてきたよ〜。いろんなへやにあったのを、みんなであつめてきた!」
ミドカ「ぴーやぁ♡」
クーラー「いえいえい」
ピッカ「ちょこちょこちょこ〜♪」
それは、ボロきれのように劣化した布団の塊だった。
もともとこの施設で使われていた物らしい。
キュウビ『おお、良さそうな物を見つけたのぉ。少し汚れてはいるが......柔らかく、下に敷く分には良さそうじゃ』
ミア「ぐるぐる......ぅおにゃぁん」
ラピス『汚れも真ん中の水で洗えば、幾分かは落ちそうですね』
ウォルフ「みつけてよかったねー」
ミドカ「ぴやぴやぁ♡」
クーラー「ぃいえい」
ピッカ「ちょっこちょこぴ〜♪」
キュウビ『ついでに、寝る場所はこの水源の周りにするかのぉ。地面の四角い石を退かして、土の上にウォルフ達が持ってきた布を敷けば.....うむ、悪くはない寝床じゃな』
そうしてウォルフとその一行は、常に綺麗な水が湧き出てくる水場と、安全な寝床を確保する事に成功した。
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