怪異探偵ソリィバレッタ「赤いドレスは血の先触れ」
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142:おれを ◆MVS19SfNUQ[sage saga]
2022/03/05(土) 11:45:01.22 ID:z8WhOIbA0
バレッタ「ここにも居ませんか…ありがとう、ギャンドーズ」
うっかりしていたのは彼女の帰る場所を確認してなかったことだ。これでは彼女を助けに向かうことなどできない。
お喋りなようで、いまいちプライベートの見えない彼女が遊び場の一つと漏らしたドリームランの町にも居ないとなればお手上げだ。
今になって思い知らされる。私は彼女を知らなすぎた。
ギャンドーズ『フワァアア───』
ギャンドーズの咆哮と共に夢の町の穴が閉じられる。いくつもの夢は透明な分厚い膜に阻まれて、誰の手も届かない向こう側へと溺れてゆく。
…これだけ探して見つからないんなら、どこかに特殊な空間作って引き込もってるのかもね。
怪異でもないのにやりたい放題すぎるでしょって話だけど。
ドリームランはあらゆる夢に繋がることのできる世界だ。夢は現実と表裏一体。現実から夢へと渡れるように、その逆にも通じるのだからドリームランから見つからないのなら現実にも居ないということだ。
どこにも属さない、どこでもない場所。それが彼女の帰る場所なのだろうか。
バレッタ「なるべくならやりたくなかったんですが…やむを得ませんか。全く世話の焼ける娘です」
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