【ミリマスR-18】ガーリーな装いの舞浜歩と「二回目のエッチ」に臨む
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7:ガーベラのギャップに魅せられて 5/29[sage saga]
2022/03/07(月) 00:55:35.20 ID:k7LrD5lX0
 左手を踊らせながら話す歩からは、いつもと違う香水の匂いもした。花のエッセンスを凝縮
したような、青臭くなるギリギリのいい香りだった。

「……フェミニンな甘い恰好も、よく似合うな。可愛いよ」
「へ? 可愛い……って」

 堪えきれなかった口元が、緊張感を失った。照れ笑いをも隠すように、また左手が髪をかき
上げる。

「いきなり言わないでよ、そういうこと! 言ったじゃん、これは、次の仕事の予習としてやっただけで……」

 ――褒めてくれたのは、うれしいけど。

 咳払いのついでのように、歩が呟いた。頬がほんのり赤くなっているのは、喜んでいる証拠
だと思った。

「そ、それより、ロケの下見に行くんでしょ? 早くしないと時間なくなっちゃうから、急ご
う!」
「閉園時間まではまだ余裕があるから大丈夫だよ。ゆっくり景色を眺めながら行こう」
「う……うん……」

 背中を押そうとしていた歩を宥めて、花壇を指さした。まだ花を咲かせていないが、四月に
なるとチューリップの絨毯が出現するそうだ。満開の時の画像を確認しつつ、二人で下を向き
ながら歩いた。今日ばかりは、俯いているのが好ましいかもしれない、なんて思いながら。

 小川の流れる水音に穏やかな心持でいられる一方、真横をついてくる歩の愛らしさに、何か
と目を惹かれた。ガーリーな出で立ちがこうまで似合うなんて、どうして俺は今まで気づかな
かったのだろう。ファーストインプレッションでこの可能性を見出せなかったのが、なんだか
悔しかった。

 歩のイメージ通りのカッコよさを残したデザインか、花との調和を目指して思い切り"可愛
い"に振り切るか――迷っていたがともかく、発注する衣装の方向性は完全に決まった。


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