【ミリマスR-18】ガーリーな装いの舞浜歩と「二回目のエッチ」に臨む
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9:ガーベラのギャップに魅せられて 7/29[sage saga]
2022/03/07(月) 00:57:43.83 ID:k7LrD5lX0
「……今なら、アタシ達しかいないね」

 肩が触れた。

「仕事の一環で……ってのは、分かってるけどさ。アタシ、その……で、デートのつもりで、
おめかししてきたんだ……」
「…………」
「恥ずかしいけど……も、も、もっと、アタシのこと、見て……!」

 ジャケットの袖が、きゅっと引っ張られた。首を右に向けると、潤んだ眼差しが何かを訴え
かけてくる。風に乗って漂ってきた芳しい香りは、花の泉からだけではなかっただろう。


 じっと覗き込む。
 だんだん、視界に入るものが少なく、大きくなっていき――
 ふさふさの睫毛がそっと下りて、歩が顎を差し出した。

 …………

「くぅ〜……! やっぱナシ! い、いい雰囲気だと思ったんだけど、お外じゃダメだよね、
こういうのっ!」

 パタパタと顔を仰ぐ歩は、この花畑のどこよりも濃い赤を、頬に浮かべていた。

 とても平静でなんていられなかった。

 平常時の裏をかく、女の子の可愛らしさを引き出した大きなギャップで、心の裏側までどっ
しり踏み込んできた。おまけに、幻想的な装いすら見せる花々の前で、甘いムードを作り出そ
うと試みる。体の中心をかき乱されるようだ。心拍数がバクバク上がってしまい、微笑ましく
恋人を見守る理性が裏返っていく。叶うならば、今すぐこの場で歩を抱き締めてしまいたい。

「あのさ……二人きりになれないかな」
「二人きり……」

 喉がヒリつく。奥手な歩にこれ以上を言わせては、と思う自分がいる一方、ぷるんとした唇
がその先の一言を紡ぐ瞬間を心待ちにする、意地の悪い自分もいた。

「何か食べに行こうか」
「そっ、それも行きたいけど! えと……そうじゃ、なくて……その後さ……」

 ずっと屈んでいて痺れたのか、歩が立ち上がった。スカートの裾がはためく。隙間からニュ
ッと伸びた白い脚は、傷の一つもなくつるんと滑らかだ。

「前に泊まった時は爆睡しちゃったけど、今日はその、一応、その準備もしてきた、っていう
か……アハハ」
「……分かった、歩。泊まりでいいんだよな」
「う、うん……」

 スマートフォンで、近隣の"施設"を検索する。元々帰りは車で送ってやる予定だったから、
これから駐車場に向かうのは、変わりない。ただその行先が変わった。

 男女として夜を過ごす。その約束が結ばれてから、歩は俺のジャケットの裾を摘まんだま
ま、黙っていた。


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