【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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141: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/04/07(木) 22:56:19.32 ID:FsuWQm0nO

水都は、自分では騙しきる自信がないからと、陽乃に記憶を消してくれるように求めた。

けれど今回は陽乃には記憶を消さなくても問題ないという。

求められても求められていなくても、

歌野がいる場で、それをする気はなかった陽乃ではあるが、

しかしあえて向こうからその必要はないと言われてしまうと、気に喰わない。

神々の力を受け止められるようになったからと言って、

水都自身の嘘が上手くなったわけではないのだから。

陽乃「上里さんがここにいることは最高機密よ。ひとたび知られれば、目も当てられないことになる」

歌野「間違いなく上里さんが回収されちゃうだろうし、久遠さんだって」

陽乃「みんな殺されるのよ」

水都「殺……っ」

歌野「あぁ……九尾さんね」

一歩後退りした水都とは対照的に、落ち着いた様子で歌野は顔を顰める。

九尾ならやるだろう。間違いなく。

上里ひなたは、陽乃の命に比べれば取るに足らないものと見られているものの、

その特例を除けば、最低でも歌野と同等の価値としてみているだろうから、

それに手を出すような存在は殺されかねない。


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