【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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248: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/01(日) 22:51:13.96 ID:qcQmb2HRo
歌野は、それでも千景を信じたいと思っているようだが、
陽乃としては信じてあげられる部分がこれっぽっちもないし、
そうでなかったとしても、
今の状態の千景は警戒に警戒を重ねてもまだ足りないほどには危険な状態にあると思う。
陽乃を殺しに来たこともあるし、陽乃の手前にいたひなたでさえも手にかけようとしたし、
その結果、美佳がそうすべきではないと断じる実家への謹慎となった。
美佳のことも陽乃はもちろん信じていないものの、
千景に入れ込んでいる美佳が言うのなら――という点での特殊な信頼もあって、
そんな状況に置かれることになった千景が、
まっとうな精神状態で居られるとはとてもではないが、思えない。
そこから解放される樹海化状態の空間で暴挙に走る可能性は極めて高いと言えるだろう。
特に、その元凶である陽乃と、それを生きながらえさせる歌野に対しては。
ほぼ無関係で、力のないひなたさえ殺しかけたのだから、関係の強い2人は確実だ。
と、警戒しておくべきだと陽乃は思う。
陽乃「郡さんの両親が実際にどうなのかは知らないけれど、私がもし、知人の家に預けられるとなったら気が気じゃないでしょうね」
その知人は恐らく死地に追いやった人達の一組だろうし、
どんな扱いをされるかもわからず、寝首をかかれる可能性もあるし、
向こうだって、人を殺したと噂の陽乃を傍に置いておくなんて怖くて堪らないだろう。
歌野は、陽乃の過去を知っているからか、顔を顰めて、目を伏せる。
歌野「それは比較にするべきじゃないわ」
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