【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
��
↓ ��
1- ��
覧 ��
板 ��
20
269: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/06(金) 00:43:26.52 ID:EhIJGcrZo
中に入ると、酷い生活臭が鼻を突く。
他人の生活感は好めないと言う人も少なくはないが、
これはその領域を逸している
纏められただけのゴミ袋、ほったらかしにされてカビの生えている靴
埃もところどころ溜まっていて、掃除の手も足りていないように見える。
ひなた「……これは」
陽乃「私の家よりは綺麗にしてるのね」
ひなた「久遠さんの家って」
色々と大変な目に遭って、
今は半分以上が喪失し、虫の巣窟となっている久遠家
そこに比べれば、確かにマシではあるのだが。
ひなたは比べられるものではないと眉を潜める。
人が住まずに朽ちていくのと、人がいながら朽ちるのとでは話が変わってくる。
郡家は後者だ。
それが、良くない状況であることを示唆しているのは明白だった。
陽乃「貴女はそこにいてもいいのよ」
ひなた「……いえ」
陽乃「そう……なら、靴はちゃんと脱ぎなさい」
言われ、足元を見たひなたは、
自分の右足があと少しで土足のまま床を踏みそうになっていると気付いて、慌てて靴を脱ぎ、
先に進んでいた陽乃の後を追った。
808Res/422.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20