【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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343: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/14(土) 21:23:04.40 ID:5ubqe3wMo
陽乃「あぁもうッ!」
数が多く次から次へとバーテックスが降り注いでくる中、
陽乃は身近に迫ったものだけを殴り飛ばし、蹴飛ばして進化型へと迫っていく
進化型が全部の初期個体に指示を出しているという風にも見えないが、
あれを叩いてしまえば、あとは有象無象
比較的安全に処理しきることが出来るし、勇者も街も被害を最小限に抑えられる
だが、そこに近づくにはあまりにも数が多い。
陽乃「邪魔ッ!」
どれだけの数を葬り去っても次から次へと群がり、道を塞ぎ、視界を埋めてしまう。
邪魔をするなと初期個体を貫通するほどの勢いで殴り飛ばし――
陽乃「ッ!」
――次の瞬間、陽乃は左方へと一直線にはじけ飛ぶ。
高く伸びた樹木をへし折りかねないほどの勢いで衝突し、地面へと崩れ落ちる。
激痛に朦朧とする視界の中でゆらゆらと
長い、尾のような形状をしたものが揺れているのが見える。
陽乃「げほっ……っ……やってくれるじゃないの……ッ!」
あの一撃で、多くの初期個体も併せて消し飛んだはずだ。
仲間意識というものが存在していないのか、容赦なく振り抜けられたその言一撃は、
しかし、陽乃にとっては痛撃だった。
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