【R18レッドフード】娼館レッドリスト繁盛記【デボネア・ダイアモンド】
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◆K1k1KYRick
[saga]
2022/07/12(火) 09:38:18.66 ID:2ufWX85Y0
「飽きたりとか、してないか?」
首を横に振ってみせた。飽きてたらとっくに通わなくなっているし、路銀も貯まっているはずだと。
「……その、アンタが毎日買ってくれるから、他の嬢も客も、私たちがさ、もう夫婦になってるって思ってるらしいんだよ……」
デボネアは視線を脇に逸らして、歯切れの悪い口調で話し始めた。
性豪で男勝りな体躯の彼女が、顔を赤らめてバツの悪そうにしている様はドキッとするほど処女然としていた。
「それでさ、その……いっそ夫婦になっちまったらすっきりすると思うんだが……どうだい?
私たち……ほら、実際傭兵稼業している以外はずっと一緒にいる訳だしさ……」
「……」
俺は携帯袋を近くに寄せてゴソゴソと中を漁った。そしてそこから一つの小箱を取り出し、デボネアに手渡す。
キョトンとした彼女はおもむろに箱を開けた。そこにはこの前行商人より手に入れた白銀のネックレスが入っていた。
「……! これ、どうしたんだよ!? 金なんか無いだろ」
「毎日少しずつは貯めていた……それでも大分かかってしまったが……」
「……! ヘヘ……綺麗ぇだなこれ……! まるでお伽噺のお姫様がつけているヤツみたいだ……!」
胸の弾みを抑えながら、デボネアは大きなその手指で慎重にアクセサリーを摘むと、首に掛けてみせた。褐色の肌に白銀の煌めきが良く映えている。
「……」
「ほ、ほらなッ! やっぱ似合わねぇか! 分かってんだって、こんなゴツゴツとした筋肉女なんかに、綺麗なネックレス……んぅ……!」
俺はデボネアを抱き寄せて口を塞いだ。さっきのように蜜唾を啜ると、彼女も小さく唇を吸い返してきた。
「んッ……はぁ……ッ♪」
唇の間に長い唾橋を結んだまま、俺はデボネアに告白した。
「デボネア、結婚しよう。これからもずっと、俺の大切な相棒でいてほしい」
「……!? ……、はい……」
顔を朱に染めたデボネアは控えめにうつむき、いつになく小声でうなづいた。
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