125: ◆m3eT9sbstgM1[saga]
2023/07/06(木) 21:00:12.47 ID:TpbPfRSpO
「まぁ、紫桜はいいだろう。問題は貴様もだ、相当無理をしているんじゃないか?」
「わかる?」
「飛んでいないからな、わかるものだ、それくらい」
冬は良い観察眼を持っている、あなたはそう理解した。
複数人を魔法少女にすることは不可能ではない。
しかし、短期間に二人とはいえ、生まれたばかりのあなたには少々きつい。
力の消耗で一回りほど小さくなっている。
本来、棲家を必要とせず、魔獣に襲われても逃げられるあなただが、今は弱体化している。
それゆえに、どちらかの家に止めさせて欲しいと願った。
「全く、強がりを…。男の矜持というものか?くだらんな」
そう邪険にする冬だが、あなたを肩から下ろそうとはしなかった。
冬はあなたと二人きりになった際、ついていくのがやっとのあなたを肩に乗せて運んでくれている。
少しでもあなたの負担を軽くするため。
優しい少女だとあなたは冬を少しだけ理解した。
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