【安価・コンマ】エロモンスターダンジョンクエスト・3
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701: ◆WEXKq961xY[saga]
2025/03/23(日) 22:18:51.54 ID:Ltv+5y0kO


カツラギ「…ん」パチ

 目を覚ますと、いつもの寝室。クララの庵を建て替えて作った、俺たちの家。
 隣に目を向けると、エリーゼが寝息を立てている。昨夜は彼女と寝たのだった。だから、あんな夢を見たのか…

「こうなってたら良かったって、今でも思うかい?」

カツラギ「うおっ!? …何だ、あんたか」

 目の前に、半透明の人影が浮かんでいる。それは、かつて水晶林の奥で出会った、エリーゼのかつての師。

カツラギ「とっくに成仏したのかと思ってたぜ」

魔女「あたしもさ。だけど、一度『成っ』ちまうと、簡単には逝けないみたいだねぇ」

カツラギ「…」

 『成る』、という言葉に顔を顰めてから、俺は言った。

カツラギ「…俺は、今が一番幸せだ」

魔女「ソン・クゥのことを、愛していなかったのかい?」

カツラギ「愛してたさ。…獣から獣に変身する術を、あれくらい早く覚えていたら…あんなに早く、師匠が人間を捨てようとしていたら…俺は、迷わず後を追ってただろうよ」

 俺は、溜息を吐いた。

カツラギ「だけど、俺には才能が無くてな。実際に俺がその術を覚えたのは、そこから10年後だ。その間に、俺は師匠以外の世界を知った。師匠以外の女も抱いた。…だから、違えなかった」

魔女「そうかい。…じゃあもし、魂まで獣に成り果てた奴を、元に戻す術ができたら?」

カツラギ「馬鹿言え。師匠がナメクジになりやがったのは、もう何年も前だ。とっくに寿命か、どっかで干からびただろうよ」

魔女「そうさねえ…」

 魔女は意味深に相槌を打った。

カツラギ「分かったら、さっさとどっか行け。『俺の』弟子が起きるだろ」

魔女「あいあい、分かったよ、じゃあな…」スゥ…

 魔女の姿が消えていく。


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