【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む【コンマ】
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87: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2024/11/08(金) 17:04:57.91 ID:o1ZhcnGo0
 自分で言って、自分で笑っている。栞は今の時点でかなり混乱している。少女の姿に変身して戦い、異星人で、その産まれの惑星の王子、つまりは王族の出で、自分の家族ぐるみで付き合いのある彼の両親が、実は養父母──さらにこれから、自分で質問した答えも返ってくるとなると、情報量の多さについていけるか不安になる。平常であれば、そんなことはないのだが、長年連れ添った半身のような存在の彼のことだからである。


あきら 「でさ、なんかその惑星の動力源って“愛”とか“恋”の感情なんだってさ」

 栞  「エコだね」

あきら 「確かに!」


 ここで初めて笑い合う。栞の笑顔に、あきらは安心する。


あきら 「そんで、その惑星の人間達は、地球人より感情が乏しいらしくてさ。無くはないけど、惑星の動力維持がカツカツみたいで」

あきら 「したらさ、地球人は喜怒哀楽に富んでて、“愛”や“恋”の感情を生む量も半端ないみたいでさ」

あきら 「俺はその感情を集めるために送られたってことらしい」

 栞  「だから“恋愛相談屋”……?」

あきら 「そそ! さすがは栞! 大正解!」

あきら 「両親や栞と過ごしてるだけでも、結構集まってたみたいなんだけどな」

あきら 「ありがたい話だぜ」

 栞  「っ!!」


 恋愛だけではない家族“愛”という形にも意味があり、それを自分があきらに向けていたことをしっかりと理解されていたことに恥ずかしくなり、顔が熱くなる。


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