594: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/01/16(木) 08:39:08.02 ID:2t33ELIW0
>>592 さては悲しき世界じゃな
☆☆☆☆
5分後、私は横たわり空を見上げていた。いいパンチを受けて身体が一時的に動かない。そしてその状況は闘いでは致命的だ。私を見下ろすジェンが喉を踏めば全てが終わる。
ミルカ「……っぜえ…はあ…っ………………畜生〜…」
ジェン「おー痛ぇ、万全なら結果は変わったかもな」
ジェンが私の首を掴み持ち上げる。チビの癖に…。さらに脇腹の経穴を突かれ力が入らなくなってしまった。改めて近くでこいつの顔を見る、面影はあるが眉間に刻まれた皺や淀んだ眼がこの6年間の艱難辛苦を想像させる。
ミルカ「こ、これ以上……お前が穢れる前に……グス……師匠にかわって殺してやりたかった…」
ジェン「いや俺の身体のどこに穢れてないところがあるんだよ。くくく、そうかそんなこと考えて泣いてたのかよ」
周りを見る。こいつの油断を誘ってくれる援軍でもないかと思ったが、ポーションでなんとか傷を癒した剣士は部下の野盗と闘っている。無理っぽい。
ミルカ「くう…殺れよ」
ジェン「おお、実はお前が来る前にスカウト取り逃がしてな。まあ、まだまだ時間があるんだが。動けないとはいえお前みたいな化物さっさと殺すに限る」
そういうと、ジェンは私の衣服を引き裂いた。固定していた胸が溢れる。こいつ!
ジェン「ふは!やっべ、前よりデカくなってんじゃん。なんだこれ、うちで一番の巨乳の女より全然でけえわ」
ミルカ「やめろっボケっ…………っ…殺さないなら私が殺す!」
ジェン「雌なことに感謝しろよくくく、すこし遊んでやるからな!これがミル姉の胸か!やらせてくれたときも俺から触るのは禁止しやがったもんなぁ!感動だよ」
ミルカ「〜っ!!」
私の首を抑えたまま片手で胸を鷲掴みにする。痛いくらいの強さで揉みし抱く。死に際の人間の尊厳を弄ぶ所業に怖気が走った。視線で殺せればと思っていると、馬車の中で私を心配そうに見る貴族の少年と目が合った。
最早彼らを救うため、こいつが言う援軍が早く来るのを期待して少しでも私に意識を集中させるしかないか…
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