83:名無しNIPPER[saga]
2024/12/19(木) 01:22:21.27 ID:UpimB4+00
レン「なんだ!」
ラント「うおおお…!?やべえって、炎魔法の暴発か!?」
入り口は完全に崩壊し、外の景色がレンたちの席からでも見えるほどだった。レンやラントは勿論、ギルド内にいた冒険者たちは全員武器をとり警戒した。
「っだこらぁー!!死ぬか!」
「なにやったかわかってんのかオラァ!!」
「ギルドにカチコミは命知らずが過ぎんだろ!」
「係員さん、私たちに任せて退避してて」
どんな野蛮人な冒険者でもギルドは尊重するべきものというのが不文律。それを侵した襲撃者に冒険者たちの怒りは最高潮となった。しかし響き渡る怒号は襲撃者の姿が露になると静まり返ってしまう。
ガイオウ「ハッハッ…小虫どもがお元気そうで」
300cmの体躯に皮膚を突き破りそうなほど隆起した緑の筋肉。荘厳な二本の角に白すぎる白髪のロングヘアー。全身の傷跡が5000年間の戦いのすさまじさを物語っているオーガだった。肩に担がれた金棒の一振でギルドを破壊したことは明白であり、その戦闘力を冒険者たちはすぐさま感じ取ってしまった。
「オーガだ…」
「た、ただのオーガじゃなさそうだが」
オルソン「その通りふは。ふはは。今はすでに席を譲ったが鬼の魔物オーガ族の王として1000年以上君臨していたオーガだ、わかるかね。強さが全ての魔物の世界で最強だったということだ。」
巨大なオーガ、ガイオウの後から姿を現したのはヨレヨレとした真っ黒な長髪と病的なまでに細い身体が特徴的な男、オルソンだった。
「…薄気味悪いやつだな、オーガの手下かお前」
ガイオウ「ゴミがオルソン様になんて口の聞き方だ」
「ぉ゛ごあっ!!」
ガイオウの金棒の一振で勇敢に問答をしようとした冒険者は血溜まりと化した。ギルド職員の叫び声がコングとなり、ギルド内の冒険者は逃げるものとガイオウに襲いかかるものに二分した。
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