366: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/02/23(日) 22:34:20.41 ID:bvCuaF9w0
勇者パーティの期待のホープであるレーンがダンジョンに現れる違和感。ラントも疑問を持たないほど愚かではない。これは何者かが変身している!
ラント「ちっ。レーンちゃんを俺に斬らせるなよ」
悪態をつきラントが剣を構えると、レーンが先に動き、新たに現れたゴブリンを剣で切り裂く。
レン「ふっ!」
「グギャア!」
ラント「な……っ」
レン「油断禁物よ〜♪心配だから見に来てよかった」
敵を斬ったということは信じていいのか。いや、そう考えるのは早計だ。しかしもし本当にレーンなら万が一にも刃を向けたくはない。そもそも勝てる相手ではないし、ラントはレーンに特別な感情を持っていた。
ラント(31にもなってこっ恥ずかしい話だがな…でも冷静になるとやっぱりこのレーンちゃんは偽物じゃねえかな)
心にカツを入れ剣を握る力を強め、レンを見つめる。
レン「どうしたの?」
小柄な身長。冒険者服ごしでもハッキリと分かる爆乳。人懐っこい表情。クリクリした眼。最初は無造作なセミロングヘアだったが、最近髪型にも気を遣っているようで、目の前にいるレーンも前髪を斜めに編み込んでいる。問題は上目遣いでラントを見つめるレーンが可愛すぎるということだった。
ラント「〜〜!!」
レン「早くこの以来済ませてさ、ギルドで飲みましょ。今日は奢って貰うわよ〜♪」
ラントをまるで警戒せず背中を見せ、鼻歌を歌いながらレンは先に行く。その様子がますますラントを乱す。
ラント(可愛すぎる!!い、いや。ていうか…ほ、本物なのか!偽物なら俺のこと警戒するだろ!)
ラント「れ、レーンちゃん。何で俺のところに?あのメンバーだと一番頼り無えからかな」
レン「んん〜?まあ実力はそうかもしれないけど、そんなの考えてなかったな〜ラントさんに無事でいてほしくてさ」
レン「あたしラントさんの事大好きだから♪」
ラント「〜〜〜くぅうう〜〜〜(ほ、本物であってくれ!)」
ラントは警戒はするが、とりあえず行動を共にすることにした。
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