405: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/02/27(木) 01:18:02.98 ID:DmcHJVKZO
アリー「かわいい魔物のと戯れにいくの?」
エレナ「実は魔術省のカーロン様からの依頼なんです。公営競技だから最低限の安全が保証されてるのが魔物闘技場だけど、ディープな客用に魔物ちゃんに生き死にの闘いや競技を強いている部門があるんだって、許せない!許せないよねレーンも!」
レン「ショタじいが責任もって取り締まりなよ。魔術省所管なんだし」
エレナ「お偉いさんは警戒されて尻尾を出さないように立ち回れちゃうんですって。私たち魔物同好会が魔物ちゃんを愛する者たちとして立ち上がらないとダメなんですっ」
あんまりやる気が起こらないレンだが、どうやら密猟された魔物や素材もこそに流されているのだという。魔物となったセピアの涙やセピア国のことが脳裏に浮かび、気合いをいれる。
レン「んじゃ行ってみようか。アリーはどうする」
アリー「アリーも行く。魔物同好会に入ったし」
☆☆☆☆
レンは屋敷の地下の明かりをつける。ケージのなかで平べったくなっている水の塊に声をかけた。
レン「アバライス、散歩行くわよ」
アバライス「ぷるるん。やだよ凍ったらどうすんだよ〜」
アバライスと名付けられたスライムはマジックスライムである。かつてソロモン72柱との四連戦に勝利した満身創痍の勇者パーティに不意打ちを仕掛け奇跡的に気絶させ、魔力を奪うことで成長し、あまつさえ勇者パーティを魔力供給の生体ユニット扱いしようとした過去があった。結局切り刻まれコッペパン程度の大きさとなり、勇者パーティに服従することで生き延びたのだ。
レン「今日はそんな寒くないから大丈夫よ。おら」
ゲージを蹴り飛ばすレン。彼(彼女)はタププンと震え、のそのそ近づいて来た。余談だが言葉を話すスライムはレアだ。
アバライス「スライム使い荒いよなぁ〜」
レン「あたしの魔力チュウチュウしてていいから。あれ、なんか色緑になってない?」
アバライス「ミーニャに魔法の実験台にされてなんか色変わったんじゃあっ」
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