【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む3【コンマ】
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◆AZbDPlV/MM
[saga]
2025/04/26(土) 10:07:40.52 ID:Y7elUEne0
結 愛 「おはよぉござぁいまぁーす♪」
衛 「ああ、おはよう、八島。またそんなに着崩して……ニコニコしながら生徒指導されに来るヤツがあるか……」
校門で服装チェックで立っている衛。そこに、いつものように際どく着崩した結愛が、犬ならば確実に嬉しさで尻尾を振っているだろう満面の笑顔で歩み寄る。そんな尻尾フリフリな結愛に、衛は腕を組みながら溜息を吐く。
結 愛 「んふふぅ ♪ きょぉは、きのぉのお礼を持ってキタんだぁー♪」
衛 「本気だったのか。何に対しての感謝と礼かも解らんのに」
結 愛 「もっちぃ ♡ お礼はぁー、あたしのヤル気を引き出してくれたコトだよぉー♪」
衛 「……たったアレだけでか……?」
衛は頭を撫でたコトを言っているのだと思い至る。結愛としては、それだけではないのだが、衛が気付くことはないだろう。褒められた料理にもっと打ち込もうという気持ちと、衛へのアプローチの本格化へのヤル気。自分の良いところを活かし、衛の胃袋を掴みに掛かる作戦を執ることにしたのだ。
結 愛 「アレねぇーぇ、あたしにはぁーガチに効果的なお薬だよぉー ♡」
衛 「〜〜ッ」
あざとく両手で口許を隠して上目遣いに瞳を細め、小首を傾げてみせる。狙ってあざとく振る舞っていると理解しながらも、衛の胸はドキリとしてしまうが、平静を装って口をへの字に曲げる。側から見ると、素行の悪い生徒に立腹しているように映るだろう。衛としては、その方がありがたいが。
結 愛 「生徒指導室行こ行こー♪」
衛 「ホントに……どこまでも困らせてくれるな……八島は……」
“結愛の気持ちをどうすればいいか”から“自分の中で育っていく感情にどうすればいいか”に変わってしまったことに気付いた衛は、目頭を抑え、大きな溜息を吐きつつも、いつものように生徒指導室に結愛と向かうのだった。
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