132: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/04/27(日) 14:19:36.05 ID:ypXRchq/0
統制を欠いたリザードマンの群れに対して勇者パーティ2人はあまりに過ぎた相手だった。得意の炎の息を吐く前にミルカの遠当てやミーニャの魔法、打撃が命中し仕留められていく。
ミーニャ「やーっ」
ミルカ「ふんっ」
「なんだこの雌どもっ!?」
「強いぞ!」
「ぐあああ」
ミーニャの腕は打撃だけでなく魔法の射程距離も広げていた。ミーニャにとってリザードマンは育ての父親、武帝ディオスを苦戦させた強敵と記憶されていたが、目の前のリザードマン達にその力は感じられない。
ミーニャ(僕がメチャクチャ強くなったというより、子供の時おとーさんと闘ったリザードマンが特別だったのかな)
キャビンの中で闘いを見守る貴族達。2人の活躍で危なげなく倒されていく魔物達の姿に安堵の息を漏らした。
「ふう。守り神と呼ばれるだけあってやはり凄まじいものだ」
「速すぎて僕見えないです」
ミルカ「たーーっ」
「ごっほぉ」
ミルカの蹴りでぶっ飛んだリザードマンが崖から落下する。生きていたとしても戦線復帰は不可能だろう。
ミーニャ「ミルカ。人質だけは気をつけて」
ミルカ「分かってるわよ、全員伸びて……あ!」
ミルカが馬車を見ると、倒れていた筈のリザードマンが起き上がっている。致命傷を免れ死んだ振りをして、貴族達を人質にしようという作戦だ!
ミルカ「このバカっ仕留め損なってんじゃないわよっ」
ミーニャ「あれはミルカが寝かした敵」
言い合っている場合ではない、ミルカはダッシュで近付くが、既にキャビンの隣にいるリザードマンが貴族の少年の首根っこを掴んで人質とする方が速いだろう。面倒なことになった。
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