281: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/08(木) 13:53:10.28 ID:Li5wRduwO
エメラはこれだけの人数を国が依頼したのは占星術師が不吉を占ったからではないかと言う。魔王軍にとってかつて強大だった龍人族を滅ぼした霊剣は無視できない代物。もしかしたら奪いに来るかもしれない。
レン「人間領にくるかな」
リラ「最近の勇者狩りは人間領で基本行われてんだろ。今まで以上に魔族が入り込んでるんじゃねえかな」
アグネア「私はエルフ族の平穏のためにも死ぬわけにはいかないから、面倒ごとはお任せするからな」
エメラ「勇者パーティとなったからにはそうはいきませんよアグネア。報酬も前払いで貰っているでしょう」
レン「報酬ってマジックアイテムじゃないの」
アルマ「行きの汽車も護衛した人は金貨が払われたんだよ☆」
荷物を置いたミルカが次の車両に歩を進める。二両目には霊剣が保管されているという。
ミルカ「どんなものなのか見てやろうじゃない」
二両目には食糧や貴重品の倉庫に使われており、水属性魔石を利用したシャワールームもとりつけられている。前方に行くにつれ文明レベルが上がっていくようだ。そこにも護衛の冒険者や乗務員が待機しており、ミルカは適当な冒険者に霊剣のことを聞いた。
ミルカ「失礼、霊剣ってどこにあるのかしら」
「あん?ああ、どうやら布にくるまれて厳重にボックスに保管されてるってよ。俺も見たかったんだが断られた」
ミルカ「へー厳重ね」
そこに依頼元の雪国から派遣された冒険者が口を挟む。信頼できる冒険者達に依頼したとはいえ、何があるか分からないので霊剣を常に自国の者達が見張っているのだという。
「ご理解願おう。この剣は我が国の希望となるもの。万が一にも盗難など許されないのだ」
ミルカ「一両目には何があるのよ」
「一両目は迎撃用のシステムが用意されている。それだけ本気ということだ、この先は炭水車、運転席がある。探検はこれで終わりでいいか?」
ミルカ「イヤミな言い方〜。はいはい分かりました」
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