289: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/09(金) 13:42:50.04 ID:625jfeG/O
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三日目の朝、雪化粧を施された山岳地帯を汽車は走っていた。今日までなんの問題もなく、夜にはターミナル駅に到着する。
レン「高いわね〜あ。滝が流れてる」
リラ「いい眺めなのも飽きるもんだな〜」
ミルカ「雪降ってないのは良いけど、リラ寒くないわけ」
3人が連結部分のスペースから外の景色を眺める。野生児リラはこんな景色でも褐色の手足の肌が露出した野性的冒険者衣装だった。
リラ「これくらい余裕だぜ」
レン「セクシーでいいと思う」
ミルカ「そーだ。こいつエロ勇者レンだったわ」
レン「あ、トンネル」
汽車がトンネルを通り一瞬世界が闇に包まれる。20秒ほどで外に出るが、乗務員の悲鳴が響いた。
リラ「なんだ」
エメラ「前から魔物が来ているようです。後ろはどうですか」
ミルカ「魔物?……あ、ドラゴンが来てるわ!」
ドラゴンに跨がったレプティリアンやリザードマンが挟み撃ちで汽車に迫る。さらに先の線路が土砂崩れで封じられていた。急ブレーキがかかる。
キキィイイイーーーーーッギャギャギャッ
レン「おおおっ!?」
リラ「待ち伏せされてんじゃねえか!」
激突寸前で汽車は止まるが、20体を超える爬虫類系魔物とドラゴンに包囲された。龍人族殺しの霊剣を奪おうという魂胆は明らかだった。
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