454: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/17(土) 17:28:25.04 ID:CeXwQS+W0
部下のリザードマンが吠える。
「お嬢様とにかくこちらへ。ゼノン様のご息女であるあなた様を人間どもがどう扱うか!」
リラ「待てや!この子は私が保護する、そもそも強いしな。ルナは自分の意思で和平を望んでんだ」
レンの生存を確認したリラ前に立つ。ルナは龍人族の血を継ぐだけありその戦闘力は折紙つきである。
ルナ「私と暮らそうお父様も魔王軍なんて嫌なんでしょ。龍人族復活のため、暴力以外の方法を探そう」
ゼノン「ぐぁう……!」
耳が腐る思いのゼノンが両耳を塞ぐ。もうこうなっては娘ルナの思いを変えることは不可能。娘だけあって自分の苛烈さはよく知っている筈。それを覚悟でこんなことを言っている。
人間側につくならばルナも殺戮対象と言うことだ。自分の偉大な血すら汚す人間の血への憎悪が止まらない。
ゼノン「あ、アンドロス!アンドロスは?この馬鹿に言ってやれ!」
「お、おいたわしやゼノン様」
こんな時頼れるのが長年一緒にいたアンドロス。やつの硬軟織り交ぜた説得ならルナを変えられるかもしれない。しかしそんなゼノンの視界に映ったのはルナが抱えている双剣。
ゼノン「なにぃ〜〜〜」
ルナ「お父様。アンドロスは…」
人間に寝返ったルナの手にアンドロス愛用の剣があると言うことは、奴は討たれたか…それとも服従し武器を明け渡したか。空中でゼノンが蹲る。
ルナ「お父様聞いて、アンドロスは」
しかしルナの発言を遮るようにゼノンが吠えた。すさまじい轟音に全員が耳を塞ぐ。
リラ「なんて大声だよ。あれが大幹部ゼノン?ガキみたいに癇癪起こしやがって〜…」
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