455: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/17(土) 17:59:27.14 ID:0apUoXquO
ルナ「ううっ」
ゼノン「はあ、はあ、はあ。おい……ルナ、お前は俺に殺されても意見を変えねえのか」
ゼノンが殺すと言えば間違いなく殺す。ルナもそれは分かっていた。
ルナ「わ、私は皆と仲良くしたい…」
苛烈な性格のアンドロスにルナの青臭い意見を受け入れる余裕はない。そもそも現実として龍人族殺戮を目の当たりにしているゼノンの憎しみを、伝聞で理解させることが無謀だったのかもしれない。
「お、お嬢様。それくらいでどうか」
ルナがリラと握った手に力を込めたのを見てゼノンは吹っ切れた。人間を信頼し、精神的に頼みを置いている。
ゼノン「帰るぞ!フクロウ女にも伝えろ!一度魔王城に戻り、すぐさま人間どもを殺戮してやる!」
「は、はい」
ルナ「お父様!」
リラ「なんで一度戻るんだ?」
「契約魔法です。しかし、これではまたすぐに奴が…」
ゼノンがルナを見る目は既に肉親相手のものではない。今までの子供達と同じく、失敗作の烙印が押されたのだ。
ゼノン「ルナよ、次会ったら一瞬で灰にしてやる」
ルナ「〜〜〜〜……」
☆☆☆☆
1002Res/900.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20