810: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/06/10(火) 23:27:07.18 ID:l4h+q18S0
「あ、アップル王国の……!ぐへ!?」
ミルカのすねがウォルの顔面に叩き込まれる!鼻血を吹きながら仰向けに倒れた。
「ぐっあ……」
リラ「おー先制攻撃だぜ」
ルノ「い、いきなり!いいんですか」
カミラ「水晶の人間と同じなんだしいいでしょ。ふふふ」
ルナ「あの人あんまり強くないよね?」
アンドロス「……」
ミルカがウォルの胸ぐらをつかみ持ち上げる。すでに戦闘不能状態だ。
ミルカ「密猟、乱獲なんてした報いね。でも運がいいわ、オーガが直接報復に来たら間違いなく殺されていたからね」
「あ、ううう」
リラ達も近づき、ウォルは観念したように身体の力が抜ける。
ミルカ「ちなみに情状酌量には関係ないんだけど、ジェンって名前知ってる?昔そんな名前の格闘職の役立たずを追放したことある?」
ミルカ(一応聞くことは聞くのね〜)
「あ、う………………く、くく、くくく」
ミルカ「?」
ウォルの顔が邪悪に歪む。表情だけが無理やり変わったかのような違和感をバトルマスターは感じた。
「ジェンだぁ〜?俺がボコって悪名擦り付けた生ゴミ野郎だ、よく知ってるぜ!最近死んだらしいじゃねえかザマァねえぜ」
ミルカ「…」
「ゲホッ。オーガのガキを殺したのも俺だ!今回も、14年前もそこの紅蓮の勇者の目の前でなぁ」
リラ「なんだと」
「セピア国の稀少な魔物も俺が大量に売り捌いた!奴隷用や剥製、剥ぎ取りなんでもやったぜ!」
堰を切るように自らの悪行を暴露していくウォル。ミルカやリラの逆鱗に触れるような事を高らかに叫ぶ姿は自殺願望者にしか見えない。しかしその異様さが、リラ達をむしろ冷静にさせた。
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