137:イッチ[saga]
2025/07/20(日) 01:12:41.15 ID:Zc2aqqC10
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ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………
猿夢『…………エー、本日ハゴ乗車イタダキアリガトウゴザイマスー…………ゴ乗車ノ皆サマニゴ連絡デス……本日、傘ノ忘レ物ガ大変多クナッテオリマスー…………オ気ヲ付ケクダサイマセー…………』
いつも通り。
急な曲がり角も止まる駅も無い、線路のみが伸びる真っ暗なトンネルのような空間で、サルでも運転できる簡単な操作盤で電車を動かす猿夢ちゃん。
気ままに加速したり、減速したりするだけで、難しい事は何もない。
最近、殺しても死ななかったあのお客様を轢殺するために車両を1両消費してしまったが、問題ない、すぐにいつもの日常に戻る。
なぜなら、今頃『自分』があのお客様を「搾り殺し」ているからだ。
あのお客様の魂さえ搾り切れば車両の1両なんて安いもんだ。
猿夢はそう思いながら、そろそろお客様の様子を見てみようと、運転室を出た。
…………〜…………〜〜〜…………
おー、ここからでもお客様の悲鳴が聞こえる。
というか、まだ搾り殺せていなかったのか。
なかなかしぶといな。
しかし。
猿夢『…………キキキ…………』
しぶとい=強い魂。
つまり、搾り出せるパワーが多いという事。
これは、かなりのパワーアップが期待できるな、とニヤリほくそ笑む猿夢。
キィ…………
猿夢『…………?』
先頭車両から何両か歩いて来て、連結部に入り、「お客様」がいる車両に入ろうとした時…………なにかがおかしい事に気づいた。
白い。
なんだ、ガラスが曇っているのか?
車両の中の様子が、真っ白で…………見えない…………???
………………ギ………………オ………………!♡ …………ケ゜…………!♡
猿夢『…………業務連絡、業務連絡ー…………乗務員ニ業務連絡デス…………1両目ニ来テクダサイ。…………乗務員…………???』
…………ケ…………ア…………! ヒュ…………ピ…………オ゛…………!!!♡
猿夢『………………繰リ返シマス…………乗務員、今スグ、業務ヲ中断シテ1両目ニ…………』
手形バン!!!!!!!
猿夢『!?』ビクッ!
手形ずるずるずるぅ…………♡!
猿夢『………………乗務……員…………?』
手の形に、白い曇りが晴れた。
猿夢は恐る恐る、その手の形に開いた窓を、覗いてみた。
すると。
そこには。
猿夢『ヘ…………ア…………?????』
肌色白白肌色肌色肌色白白肌色肌色白肌色肌色白肌色肌色
猿夢は後ずさり、尻もちをつく。
猿夢『…………………………ア…………ッ…………??????』
なぜかみっちりと、満員電車のように隙間なく大量に存在していた、お客様。
そして、それに囲まれて蹂躙されていた『自分』3人。
撲殺「キャハ!!! キャハ!!!♡♡♡ オギャ! キギャ!!!♡♡♡」
刺殺「グボ、グボ♡ オゲプ♡♡♡ ブ!♡♡♡ ケコ!!!♡♡♡ オ゛!!!!♡」
絞殺「クェェ、クェ゜♡♡♡ ケハ゜!♡♡ ピ!♡♡♡ ハヒュッ♡♡♡ ゲホオ♡♡♡」
全員、全身真っ白ドロドロの無惨な状態、白目を剥き、舌はだらんと垂らし……
しかしなぜだか全員、その状況を受け入れ、悦んでいるように見えた。
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