【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる
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202:イッチ[saga]
2026/08/09(日) 13:19:42.29 ID:tUGz82hT0
作業員B「(後輩)!? ……お、おまえっ……そこをっ、どけっ!」

???「おっとと」

先輩作業員はその生物を追い払い、後輩を抱き上げる。

作業員B「(後輩)! (後輩)ッ!? ……はっ……はっ……はっ……はぁぁ……はぁぁあぁ……? 死んでるっ……ぁっ……死んでるぅ……? なんでぇ……!」

???「まだ死んでねえべ。尻子玉抜いただけだ。……ま、このまんまじゃ死ぬべな」

そう言いながら、ぽん、ぽん、とピンポン玉サイズの真珠のような物をもて遊ぶその生物。

作業員B「し……しりこだまっ……? 尻子玉ってっ……ま、まさかっ……カッパっ……?」

その言葉を聞いて、生物がニヤリ、と嘴角を上げた。
よく見れば、頭の頂点に水の満たされた円盤のような部位があった。

作業員B「……か、返して、くれ……こいつの、尻子玉……」

カッパ?「やだべ」

作業員B「……なんでっ……! ……なにが……目的だよぉ……!」

カッパ?「はぁ? 『なにが』だと? ………………ふざけンナや!!!!!」

作業員B「っひ!?」

カッパ?「ガンガンガンガン山ぁ切り崩して、木ぃ切り倒して……ついにゃオラたちの池まで潰そうってか! 『なにが目的だ』ぁ!? 止めるために決まってっぺ!!」

作業員B「そ、そんな、ごめんなさい……! ち、違うんです俺たちは、会社に言われてここら辺を開発しているだけで……!」

カッパ?「カイシャもへったくれもあるかい。おめぇらがやってんだべさ!」

作業員B「に、2度とここには来ませんから、帰りますから……! だ、だから、こいつの、尻子玉をっ……早くしないと、本当に死んじまうッ……!」

カッパ?「んだら勝負すっぺや」

作業員B「しょ……しょうぶ……」

その生物はゆっくりと片脚をまっすぐ天に上げると、それを打ち下ろした。

ズシン!!!

作業員B「……っ……!」

カッパ?「相撲だべ、相撲。知ってっぺ? 土俵はねえからよ、倒れたほうが負けだど」

作業員B(……相撲……相撲……!? 相撲は……マズいっ……カッパと相撲はっ、マズいッ……!)

作業員B(……で……でも……)

作業員A「……」

作業員B「……や……やってやる、よぉ……! 俺が……勝ったら……こいつの尻子玉……返してもらうからなぁ……!」

ザザ……!

作業員は涙目のままカッパと対峙し、腰を低く構えた。

作業員B(大丈夫だッ、俺は、高校時代っ、柔道をしていたんだッ……! しかもっ、しかも……カッパといえど相手は小さいッ……!)

カッパ?「ああ、んだ。もしオメェが勝ったら、オラの池も壊していいべ」

作業員B「!?」

カッパ?「ただしな……オメェが負けたら……」

ズシン!

カッパ?「……その尻子玉、もらうかんな……」

作業員B「う……うわぁ……うわぁッ……! ……うわあああああああああッ!!!」

掛け声も待たず先に飛び出した先輩作業員。
カッパはやれやれとため息をつくと、片方の拳で地面を叩きつつ、つぶやいた。

カッパ?「……はっけよーいっ」

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