【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる
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377:イッチ[saga]
2026/10/12(月) 11:32:29.73 ID:svXH0+7T0
D「見逃した場合…………この場合、お前を着の身着のままマンションの外に捨てた場合な? ……お前、どうなると思う?」
狐「ふうぅぅぅぅっ、ふぅぅぅぅぅ……………………! …………殺されるっ………………! ツネツキのやつらがっ…………! 日本っ、中っ、俺を探してるっ…………! いやだ…………! 野垂れ死ぬのも…………いやだぁあぁぁぁぁ………………!」
ツネツキ組の場所は知らねぇが、お前よくここまで来れたな……
運が良かったのか……俺を探していた『執念』だったのか……
その執念が燃え尽きて無くなった今、生き残ることは難しいだろうな……
D「その肩の傷は?」
狐「ふうううう、ふうううう…………! ツネミツがっ…………急に、撃って来てっ…………! はぁぁぁ、はぁぁぁあ…………! 俺は…………俺は、組長になるべきじゃなかったとか、なんとか…………!!! ふうう、ふぅぅぅぅぅ…………! 潔く、死んでくれとか…………! ああああ…………! ぁああぁぁあああッ…………! なんでっ、なんで俺がッ…………! なんで俺がぁああぁぁぁぁぁ……………………!」ボロボロボロボロボロ…………!
怒りとかもうそんなんじゃなくて…………ただただ、絶望。
ヒメにこっぴどく振られたのもあって、狐の心は完全に折れているようだった。
っていうかヒメに振られたのがトドメになったんじゃ……
狐「ふうう、ふぅぅ…………! …………助けてくれぇぇえぇぇ…………! 死にたくないぃ…………! 俺をっ、俺を、かくまってくれぇ…………!」
お前さっき俺に『殺さないでくれ』って言ってなかった?
D「ふぅ……君、名前は?」
狐「…………はぁあ…………はぁぁ…………本怒木 常鬼(ホンドギ ツネキ)…………っ…………」
D「そうさなぁ。ツネキくん。匿うのは簡単だ。君をマンションの一室に住まわせるだけで良い」
狐→ツネキ「ああ、はぁ……そうだ、そうしてくれ…………」
D「だけどそうはいかない。もし君がここにいる事が少しでも外にバレでもしたら……ヤツらはどうしても君を奪い返そうとするだろう。殺すために……」
ツネキ「…………はぁ、はぁ、はぁ………………!」
D「うちのマンションを戦場にしたくないからな。そうなったら、俺は喜んで君をやつらに差し出そう。もちろん、『それまで』は匿うと約束しよう」
ツネキ「嫌だ…………嫌だ…………! …………はぁ、はぁ…………いや、それでも良い、それでも………………やっぱり、嫌だぁ………………! 死にたくないぃ………………!」
俺は指を立てていく。
D「選択肢1、今すぐここを出る。選択肢2、見つかるまで匿われる。そして第3の選択肢。これはかなりオススメだ」
ツネキ「はぁ、はぁ…………?」
D「死ぬ」
ツネキ「はぁ、はぁ…………!? …………し…………死ぬのは、イヤだ…………!」
俺は首を振った。
D「ああ、語弊があった。違う違う。本当に死ぬんじゃない。お前……『ツネキ』が死んだ事にするんだ。ツネツキも、死んだやつの事はもう追わないだろう」
ツネキはぽかんとしていた。
D「名前も顔も、捨てる覚悟はあるか? 名前と顔を失ってもなお、生き続ける意思はあるか?」
ツネキ「…………生きたい…………生きれるなら…………なんでも良い…………助けてくれ……死にたくない…………」
D「おーけー」
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