【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる
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384:イッチ[saga]
2026/10/12(月) 11:39:37.17 ID:svXH0+7T0
ツネミツ「で? なんだ? 用ってのは」
D「シンプル。大事な報告をしに来ただけだ。一回しか言わねぇから、よく聞けよ?」
ツネミツ「報告……?」
俺は顔を掻きながら、告げた。
D「ツネキは死んだっ。もー、君らが探す必要はないっ。これ以上、無駄な労力を死んだキツネにかけるなっ。以〜上っ」
ツネミツ「………………は?」
D「よし、帰るぞ2人とも」
ガタ……
ツネミツ「……待て。……待て待て待て待て!!! 座れ! 立つんじゃねぇ!」
D「おー……まだ何か、あったっけな?」
俺は渾身のきょとん顔で座りなおす。
ツネミツ「無数にあるわコラ! まずお前……Dっつったか!? ……お前は誰だ!? ニンゲンなのに……なぜツネキを知ってる!」
D「あー……そっか、そういえばあの時、俺名乗ってねぇか……ツネミツさん。みなさんの尻尾は、ちゃんとくっつきましたか?」
ツネミツ「…………なぜ、それを…………? …………………………………………まさか…………お前が…………」
D「そ。俺がタヌキの里の救世主ってわけ。その反応を見るに、どーやらツネミツさんはその場にいなかったらしいが…………話は上がっているだろう?」
ツネミツが近くにいたキツネに視線を送ると、そのキツネは頷いて部屋を出て行った。
明らかに、屋敷内の空気がバキリとした緊張に満ちる。
ツネミツ「…………ふ。救世主様が、わざわざ足を運んでくれるとは…………」
おー、怖い…………いやマジで怖い。
ツネミツさん、殺気に満ち溢れていますね…………
D「何度も言うようだが……今日、俺はさっきの報告をしに来ただけだ。ドンパチやるつもりもないし、敵対するつもりもない。ただただ、貴方たちが無駄な無駄足を踏まないように、『ツネキが死んだ』というシンプルな報告をしに来ただけだ」
ツネミツ「…………なるほど。証拠は?」
D「証拠?」
ツネミツ「私たちとしても、なにかしら死んだ証拠を受け取らなきゃ納得できない。…………あるだろう、骨の1つや2つくらい」
D「そうだなぁ…………とりあえず、こっちから出せる証拠としては、毛のひと房くらい……かな? すまないな、あんまり用意できなくて」
俺は胸ポケットから試験管を取り出し、ツネミツに渡す。
ツネミツはその蓋を開けると、ひと嗅ぎした。
ツネミツ「…………検査に回せ」
組員「はい」
試験管を渡されたキツネもまた、部屋を出ていく。
ツネミツ「…………確かにツネキの匂いだ。まあ、あれが本物だったとして……証拠には不十分すぎる。お前がツネキをボコボコにした時に毟っていた可能性もあるからな」
「だから」、と言ってから、ツネミツはスーツの中に手を入れて……
ガチッ
ツネミツ「洗いざらい、話してもらおう」
拳銃の銃口をこちらに。
D「……おおっとぉ」
俺は両手を挙げた。
部屋の中にいたキツネたちも、全員、俺たちに向けて銃口を向けている。
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