【安価】怪異を犯してマンションに住まわせる
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385:イッチ[saga]
2026/10/12(月) 11:40:25.80 ID:svXH0+7T0
ツネミツ「……タヌキの里の時はどういうカラクリを使ったかはしらねぇが……流石のお前も、これではどうしようもないだろう。ツレのガキも女も可愛そうになぁ……なぜ連れて来た?」
D「なぜ? …………さあ、なぜだと思う?」
サナは、絵に描いたようなヤクザ展開に目を輝かせている。
俺はキツネたちを刺激しないように、震えるツキネの肩に手を伸ばし、抱き寄せる。
ツキネ「……でぃ…………D…………! どうすんだよっ…………! ……こっ…………殺されるっ…………!」
D「大丈夫だ。大丈夫。こっち見ろ。な? ……ん…………んむ…………ん…………」
ツキネ「んッ…………! …………ん、ふぅ…………んっ、む、ぅ…………♡」
ツネミツ「……………………は…………?」
ちゅ、ちゅる、ちゅぶ、ちゅ、ぢゅぅ…………♡
舌を絡ませ、喉を鳴らし、銃口に囲まれているとは思えない、俺たちだけの空間が形成される。
俺はツキネの腰を抱き寄せて、膝の上に向かい合わせになるように乗せた。
ツネミツ「………………オイ………………」
ツキネ「ん゛…………♡ はぁ、はぁ、はぁ…………♡ はぁ、はぁん…………♡ D……♡ D…………♡ ぁあ、ん、んむっ…………♡ ふふぅ、ぅんん…………♡」
回りの組員の1人が、ごくりとツバを飲み込む音が聞こえた。
俺はツキネのドレスの肩紐に手をかけた。
ツネミツ「いい加減にッ…………ふざけてんじゃねぇぞコラァ!!!!!!」
ガン! と机が叩かれる音。
ぱさっ
ツネミツ「……………………………………………………………………っ……………………? ……………………!」
俺が肩紐をズラしたことで、ツキネの背中を覆っていた部分がめくれ……背中が、露わになった。
ツネミツ「………………っひ…………!!!!!」
『それ』は、「満月」に「化け狐」。
伝統的に本怒木の一族が好んで入れ、ツネキの親戚であるツネミツもまた、同じような組み合わせの柄を背負っている。
それ手がけた職人は意外にも人間で、代々、数々の人ならざる者を相手取っており、数多くのツネツキ組の組員も世話になっている。
毛のない肌に色をのせて絵を描くのに比べ、生えてくる毛「で」絵を描くそれは全く次元の異なる技術を必要とする。
特殊な墨を肌に刺すことで、そこから生えてくる毛の色をも永久に変色させるその技は「毛染め」と言う。
文字(漢字)や家紋のような色数が少なかったりデザインがシンプルなものであれば、それを施せる職人は数多く。
しかし複雑で色数も多い絵柄の場合、絵がその後生えてくる毛により完成するため、毛の流れ等も考慮した上で狙った絵柄を描くのは至難の業である。
完成したそれは、まさに芸術品。
見よう見まねで真似できるはずもなく、『本物』と『偽物』とでは天と地ほどの差が発生する。
ツネミツ「ひええぇえええああああぁああああああああああああああああああああああああああああぁあああああッ!!!!!!!!!!!!!!」
ガタガタァンッ!!!
組員「親父ッ!?」
故に、少しでも知識を持っていれば、それが本物かどうかは、嫌でも分かってしまう………………らしい。
ましてや、自分がそれが彫られるその現場に居合わせたのであれば……自身が尊敬する組長、その息子が、施術後、毛が生え揃い綺麗に浮かび上がった模様を見せに来てくれた、その光景を、その笑顔を忘れていなければ、なおの事……
ツキネの背に彫られた、その『満月』に『化け狐』の刺青は、あまりにも美しく、あまりにも、恐ろしい『真実』を、一目でツネミツに伝えたようだ。
俺は、さっ、とツキネの服を戻し、背中を隠した。
ガチャガチャッ!
組員「てめぇら! 親父に何しッ……!」
ツネミツ「バカ野郎お前ら全員チャカ降ろせ!!!!!!」
ツネミツのその声に、室内にいたキツネ全員が困惑の表情を浮かべる。
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