164: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/09/11(木) 03:14:08.07 ID:N55DiVa00
自分に正直なマモンは嘴を歪ませて爆笑する。新たな黄金のコレクション、そしてムカつくルシファーからぶんどってやったという快感が彼の機嫌を良くしていた。
『妙に連絡おせえからぶっ殺されたかと思ったがやるじゃねえか!』
タマモ「ありがたきお言葉どす」
ウルシ「ですが、どうやってこれだけ運び出すつもりで?流石にバレますぜ。しかもいつ援軍が来るか分からねえ」
『お前の隣の雌魔物はなんだ?』
タマモ「ああ彼女はウルシっていう勇者どすえ。ルシファーに身体を魔族に変えられてしまったのですが心は人間のままで、今回の襲撃を手伝って貰ったんです」
ウルシ「マモンさんって言いましたね。あっしはウルシ、しがねえ勇者やらせて貰ってます」
『ぎゃははは。大分惨めなことになってやがるな。元人間の分際でルシファーの胎内とも言える城で生き残ってんだ、それなりにやるんだろうがよ』
ウルシ「マモン様、無明の作り出す闇空間で黄金を運び出します。いつもの、エル・ドラード(マモンの城)の近くの山に座標を設定するようには努力するので、兵隊を派遣して回収をお願いしますどすえ」
『あ〜〜っ良いだろう。てめえらもさっさとそこから離れろよ』
ウルシ「あら〜♡身を案じてくれるん?マモンたまにデレてくれるんですよね。ツンデレさんやわ」
『テメーが金の卵を産むって分かりゃ重宝してやるだけだ。それにな、ルシファーの城の真下はやべえからよ』
タマモ「やべえってのは…一体どういう」
ズアアア
ウルシが口から匕首を吐き出す。呪いの刀無明は、空を切り裂き暗黒転移空間を生み出す。これに黄金を放り込む算段だ。
ウルシ「ほら勇者様も手伝ってください。ほほほ。魔王城は別に黄金を使って取引だの防衛だのやっていませんが、権威にダメージは与えられます。これも立派な攻撃どすえ」
ウルシ「……いいでしょう」
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