209: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/09/14(日) 22:58:44.71 ID:QknE7M1g0
レン「頭から突っ込んだのにタフだわ」
サニ「そいつ雑魚だけどしぶとい。あは。威力が必要」
ラント「レン、俺はエレナを連れていく」
エレナ「ううう」
衣服がボロボロのエレナにローブを渡したラントが離脱する。手を上げて見送ったレンはどうやらジュルレとザイルがこの部隊の親玉だと理解し、剣を抜いた。
レン「その感じ、あんた達も勇者パーティの魂が混ざっているみたいね」
ザイル「そうさ。だが主導権を握るのはてめーらに王女を殺されたセピア国の魔物だ。ここの人間達が死んだのもお前らのせいさ」
ジュルレ「そうだそうだ!ざまーみろ!」
レン「セピアねえ。人間の負の一面だから無関係面するつもりはないけど、随分因縁深くなったもんだわ」
ジュルレ「お前なんか勇者じゃない!こんなに沢山の人間が死んじゃったんだからな〜〜っ役立たずのゴミ女だっ。あははは〜〜っ」
エメラ「盗人猛々しいとはこの事。勇者狩りと評して勇者を拉致し、自らの使い捨ての兵とする。おぞましい所業です。勇者としての心が混ざっているのならば、悔い改めるのです!」
ザイル「馬鹿なこと……ぐ……!」
ザイルの心底に黒い罪悪感が目覚める。確かに勇者パーティの魂は強力なパワーアップユニットだが、同時に善性も埋め込んでしまう。ザイルは優れたメンタルで抑え込むが、ジュルレは頭を抑え呻き出した。
ジュルレ「うぐあ……」
ジュルレ「ああ〜〜っやばい!こ、心のチクチクが…こ、故郷滅ぼされた悲しみが溢れてきた……!うぐぐぐ……!」
ジュルレ「この心邪魔〜〜っ!!あぐぐ……魔、魔王様〜〜っ!!」
ザイル「ジュルレ、もう逃げるの無理だ!持てるすべての力でこの街をぐちゃぐちゃにしてやれ」
ザイルが背中のジェットパックを起動させ飛翔する。
ゴゴゴゴアーーーー
ザイル「勇者レン!そしてこの国の王、てめえらを自分の手で殺せなかったのは残念だが〜〜っこの国を代わりに蹂躙してやる!」
ザイルの生きている方の掌から上級炎魔法が発動する。掌から召喚された真っ赤に燃えたぎる悪魔の像。そこからどのような攻撃が繰り出されるのか。
パチィン!
ザイル「ごぁあ……!!?」
1002Res/1010.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20