341: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/09/25(木) 17:03:22.94 ID:wT3SGOxCO
その後も一人一人食料を渡していくレン。感受性豊かなため、魔法使いの子供には魔法の話を、剣士の見習いとは剣の話を、普通の女の子とはその子が好きな物語のお話を的確にに交わして捌いていった。
レン「はい、おばあちゃん」
「ほほほ。ありがたや。うちの子もこの間ついに魔法学院に入学しましたのじゃ。あのミーニャ様やリーン様、エリカ様のような魔法使いになると息巻いておりました」
レン「あははは。じゃあその間、私達が頑張ってこの国は守っていくわね!あ、明日イベントあるからよろしくね」
レン(リーンさんもエリカさんも魔王軍なのよね〜……ま、そんな茶々いれないけどさ)
マジックボックスの中身が空になると、レンはその場を後にしようとする。しかしレンを呼び止めたのは魔術師ギルドに所属している一般魔法使い。
「レン様。チェスなど如何ですかな」
瓦礫の前に置かれた簡易的な椅子とチェスボードが置かれたテーブルの前に座りそう言う。ぶっちゃけ暇なのだ。レンから受け取った包みの中からサンドイッチを取りだし、食べながらの提案。
レン「ん?んー」
「レンさまやってやって!」
「このおいちゃんつえーぜ!」
「あたしがレン様のお手伝いしてあげる」
子供達にここまで催促されればやぶさかでないレンが魔法使いの前に座ると、その周りに子供達が集まってくる。一人の女の子はレンの前に身体をねじ込み、勇者を背もたれにして座った。
「さーレン様いくわよっ」
レン「元気だわ!(安心だけど)8対1だけどいい?」
「ふ、構わないさ。僕に勝てると思わない方がいい」
☆☆
「ぐぁああっ!!」
完全敗北した魔法使いがチェスボードに頭を倒れこむ。ほとんど女の子が駒を動かし、レンは子供達と見ているだけだった。
「ふふん私達の勝ちねレン様」
レン「いや〜助かったわ。ありがとねみんな。明日イベントあるから良かったら来てね」
レン(とりあえずこれで結構宣伝はできたわ)
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