429: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/10/05(日) 00:22:44.68 ID:+iv4fqs70
今度こそ真の静寂がギルドを包んだ。この状況で勇者に喧嘩を売り、あまつさえ愚弄するのは正気ではない。
「……」
冒険者達は武器を構えたまま震えている。これは怒りのあまり一時的にフリーズしているのだ。勇者は王都の冒険者達にとっても誇り。数秒後のバイオレンスが確定し、シトリーが受付嬢に下がるように促した。
レン「ギルド壊すのもまずいし、行くわよリラ」
リラ「しゃーねえな〜」
しかし王都の冒険者達を止めたのは勇者達。大乱闘でギルドに被害が及ぶのは本意ではない。チンピラ冒険者達の前にアップル王国の三勇者が集結した。
「おお、お〜〜っ」
「こんな上玉をぶち犯しまくれるとは幸運だよなぁ!」
「ふへへへ。地方から出てきた甲斐があるってもんだ。どいつもこいつも自信に満ちた眼をしてやがる」
レン「あのね、あたし達メチャクチャ強いわよ。それにそんな誘い方で女の子が靡くわけないでしょ、ちょっとは考えた方がいいわよ」
リラ「初対面のやつにゴリラ呼ばわりされんのは気に入らねえなぁ〜」
シトリー「出てくることはなかったのに。マドモアゼル達。まあ、外に行くのは賛成だ」
レン達が引き受けるというので、他の冒険者達はなにも言わない。ラントは付いていこうとしたが、レンにすぐ戻るからと言われ飲み食いしているあすもでうすの隣の席に戻った。8人が入り口から出ていくのを見送ったラントが独りごちる。
ラント「しっかし来る前から酔ってたのかなあいつら…冒険者なら勇者の力くらい感じられるだろ」
あすもでうす「少し妙な力は感じるが、勇者レンが負ける道理はないのう。ふはは」
☆☆
9月も後半に差し掛かり、気温も落ち着いて来た深夜の広場に勇者達とチンピラは改めて向かい合った。
シトリー「一応、君たちの目的をもう一度聞かせてもらおうか」
「は〜〜何度も言われねえと理解できねえのかよ」
「やっぱり女ってバカだぜ。ギャハァ!」
「てめえらをコキ穴にしてヤリ潰すためだって言ってんだろうがよ、なあ?」
「勇者って無関係な奴らのために命かけて魔王軍と闘うようなボケだろ?頭足りないなら深く考えずに俺達を気ち良くしてくれや!」
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