785: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/11/04(火) 20:54:17.20 ID:yLTm/byF0
あまりの格の違いにピリカは震えた。彼女の胸の蝿の焼き印が疼いた。これはかつてリオンやツバキ、エリカに生意気だと文字通り焼きを入れられた屈辱の刻印。
ピリカ「〜……」
この屈辱をバネに、彼女は魔道に堕ちた武術を鍛練してきた。しかし、魔王軍幹部はものが違う。悔しさで震えてしまっていた。
レオン「クハハハ。泣くな。美しい顔が台無しよ」
ピリカ「な、泣いてなんかねえ……っ……オレは……!」
ツバキの勝利に観客は沸く!そのまま死体に一瞥もくれず、リオンの元に戻っていった。
ツバキ「意味ないよ〜こんなことしてても。きゃは♡強すぎるのも苦労するよね」
リオン「そもそも雑魚勇者パーティなど魂を合成させたジュルレですら団長クラスだった……興醒めだ。尊敬できる強者など……人間にはいない」
ツバキ「でもあいつらは強いよ」
リオン「……幹部同士模擬戦でもしていたほうが鍛練になるだろう……」
レオン「おう!ならば我とやらんか!退屈させんぞ」
獅子の頭を持つ筋骨粒々の幹部、レオンが2人に声をかける。確かにレオンは幹部の中でも武闘派でなる強戦士。相手に不足はないが、ベルゼブブガールズには次の予定が入っていた。
リオン「悪いが……主様との食事の時間だ……これは何よりも優先される」
ツバキ「きゃは〜♡♡いこいこ!ベルゼブブ様をお待たせしちゃう〜!!」
レオン「大幹部様か。ならば仕方あるまい。クハハハ」
ツバキと鎧姿のリオンが闘技場を後にする背中を見送るレオンとピリカ。ベルゼブブ一派の幹部は全員が女で、全員が幹部の平均を軽く超えた戦闘力を持つことで有名。その証拠に、未だ1人も欠員が出ていない。
レオン「頼もしい奴らよ!」
ピリカ「……」
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