127: ◆KuaBt5lP/7o6[sage]
2025/10/31(金) 01:48:38.42 ID:4KKe7Bkt0
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なんだ子供が現れたぞ……?と、周囲の大人たちは彼女たちを不安に思ったが、その不安はすぐに吹き飛んだ。
アリス「『――――!』」
とても緻密な魔法操作、まるで手足のように魔法を操るその姿に息を呑む。「あの年齢であれだけの技術を……!?」と、隣の席に座っていたアメリが呟いた。
魔法にあまり詳しくない貴方でもその凄さは一瞬で理解できた。そして、そのまま彼女の魔法講義が始まって……それで……。
アリス「――それじゃあ今回の魔法講義はこれでおしまいで〜す!けど〜……勇者様は、ちょっと残ってくださ〜い!」
アリス「特別な補習授業をしたいと思うので〜……いい、ですよね?」
――その一言で勇者に周りの視線が集まる。名指しで指名されたことがなんだか恥ずかしく、顔が一気に赤くなる。
ファリア「ふふっ、良いじゃないですか勇者様。これを機にたっぷり魔法について学ばれては?……特別授業で」
にこにことファリアにそう慰められ、貴方は壇上に立つアリスの元へ向かう。途中で何人かに頑張れよ!と声を掛けられたのがなんだか恥ずかしく、俯いてしまう。
――他の人がぞろぞろと大講堂を出ていく。大講堂に、貴方とアリスだけが残る。
アリス「……❤えぇと、では特別講義なんだけど〜……勇者様はあまり魔法が得意じゃないね〜」
アリス「んーと、壇上からちょっと見てたけど……あたしと一緒に、立派な魔法使いになっちゃお〜!」
にこにこと笑いながら、アリスは砕けた口調で貴方に話しかけてくる。先ほどまでは立派な講師だったが、きっとこれが素なのだろう。
なんだかふわふわした甘い声、幼く間延びした口調。貴方は自分より年下だろう彼女に油断してしまう。
アリス「それじゃぁ、まずはお洋服をぬぎぬぎしよっか!」
えっ?と、貴方は言葉を漏らした。
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