141: ◆KuaBt5lP/7o6[sage]
2025/11/03(月) 03:29:09.44 ID:4JwROM/F0
ファサリナ「……ヘタクソ。もう少し真剣にやってくれないかしら?」
もしかしたら褒めてもらえるかもしれない、そんな淡い思いは簡単に消えてしまった。貴方のマッサージは簡単に罵倒され、色んな言い方で責められてしまう。
……褒められたい、罵倒されたくない。そんな思いで必死にマッサージを頑張るが彼女は一言も褒めない。その事実に泣いてしまいそうになるが、途中で投げ出すわけにもいかず一生懸命マッサージを続ける。
ファサリナ「…………」
無言が怖い。何も言ってくれないことが不安でしょうがない……が、マッサージを続けて数分。彼女は口を開いて。
ファサリナ「……泣かないのね。すぐに泣きべそかいてしまうと思ったわ」
驚いたように、彼女は言った。
ファサリナ「確かにマッサージはヘタクソだけれど、こうやって投げ出さずに真剣に取り組むことは……悪い事じゃないわ。むしろ褒めてあげるべき」
ファサリナ「辛いことも、確証がない未来にも、どんな困難にも。前向きに挑むことができる気持ち……勇者にはきっと必要なのね」
……マッサージをしながら今度はいきなり褒められ、貴方の中の感情がぐちゃぐちゃになる。罵りも称賛も、ファサリナから受ける全てが貴方にゾクゾクとした刺激を与えてくる。
ファサリナ「ふふっ。私、貴方を気に行ったわ……❤マッサージ、熱心にありがとう」
ファサリナ「それじゃあ、ここからは……個人的に、二人で楽しみましょう?❤」
そう言って、ファサリナは貴方を立ち上がらせると。慣れた手つきで貴方の顎をクイっと上げて……。
ファサリナ「んっ……ほら、力を抜いて……❤」
――唇を、奪った。
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