38: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/11/26(水) 00:48:30.72 ID:U/BmC3XaO
嘲笑うようなアグネアの声が響く。彼女とエメラは実体験からイースの正体に気付いていた。
エメラ「貴女の本体は体内に潜んでいるスライムであることは分かっています」
アルマ「そーなん?」
かつてメアという寄生スライムに手を焼かされた2人はその同族がイースの身体に入り込んでいることを見抜いた、ゼスティアルの8つの目がイースを見る。
イース「……流石は勇者を……鋭い。確かに私の本性は……名もなきスライム」
アグネア「てめーもその女を精神的にイキ殺して身体を奪ったって訳だ!ムカつく!死ねや!」
メアに蝕まれた時の記憶が蘇り怒りが沸き立つアグネア。プライドの高いエルフの自分に情けない哀願をさせたスライムは許すまじ。イースが伝説の戦士であるならばその屈辱は自分以上だっただろう。
イース「戦士を弄びはしない。私は体内に入れば瞬時に精神を殺せる……お前達は良く鍛えぬかれた優秀な戦士達だ……命を賭して闘えることを誇りに思う」
アルマ「あは☆それ借り物の身体で闘う貴女がいうんだね」
煽るようなアルマの台詞に剣を構えて答える。
イース「私自身が単純な構造しか持たないスライムだからこそ……技を鍛えられる存在を羨望するのよ」
更なる口撃を仕掛けようとするアグネアをエメラが制止した。神の名の元に人類の希望として闘うのみ。近くで横たわる亡骸を一瞥する。
エメラ「言葉は無用です。人々の無念のため我々は貴方達を討ちます」
アルマ「うりゃあ〜〜☆」
ゼスティアル「…」
イース「ゼスティアル。我々は無理に連携をとる必要はありません…個々の戦力で人間を勝るのが魔族の強み…」
ゼスティアル「攻撃に巻き込むのはやめてほしいですね」
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