627: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/01/19(月) 23:51:38.81 ID:svc0iiTQO
オルフィア「私は人間時代、より遠くに魔法を届かせる手段に苦心したわ。そしていつどこでも輝く月に目を付けた」
オルフィア「月を鏡にすることで魔法を増幅、そして拡散できる。それには膨大な魔力が必要だったり満月でないと威力が不安定だったりと条件があったわけだけど」
オルフィア「魔族となって研鑽を続けた結果生まれたのがこのブラッド・ムーンよ♡おほほほほ」
「つまり…大天才オルフィアの魔法の最高傑作ということか……」
「この光が届く位置全てが攻撃範囲というならば…確かに逃げ場がない」
オルフィア「そしてその効果とは」
アスモデウス「それ以上言う必要はない!」
オルフィアのご高説を遮ったのは高貴さを伺わせる女の声。オルフィアもエリカも聞き覚えがあった。睨み付けた森林地帯から銀髪ロングが美しい身長185cm超えの女魔族が飛び出してきた。これこそ魔王軍大幹部にして色欲の悪魔の異名を取るアスモデウスの魔力漲る姿。
オルフィア「あらあらあらあら!アスモデウスちゃんっ。ふふふふ、その様子だと私たちの味方ではないみたいね」
エリカ「アスモデウス様……」
アスモデウス「ふは、ふははははは!!(力が漲る!貯めに貯めた闇のダイヤモンドを全て取り込み、レンと闘った時以上の魔力が余に渦巻いている!)」
アスモデウスの全身からボシュウウウウゥと派手な音を立てて魔力が噴き出す。これは全ての魔族の中でアスモデウスにのみ発生する現象で、特異な音からエキゾーストノートと評される知る者ぞ知る恐怖の象徴だった。
アスモデウス「今宵の襲撃は宴!勇者どもと共闘し魔王及び旧幹部どもを皆殺しにし、この余こそが新たな魔王として君臨する前夜祭じゃ!」
オルフィア「面白いことを言うわね〜〜♡でもこのブラッド・ムーンをどうするつもり」
アスモデウス「何のためにここに来たと思っておる」
両手に魔力を纏ったアスモデウスがガッチリと握手した。
アスモデウス「トータルイクリプス」
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