665: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/01/24(土) 22:54:22.17 ID:J0ZXW7CQ0
ピリカ「……!あ……っ」
ピリカは武術研鑽会の総本山からガムシャラに走っていた。アンドロスが来てるならばミルカも来てるはず。愛する夫を失い自分の限界を悟った彼女は天賦の才を持つ妹弟子と拳を交え果てたいと考えていた。
ツバキ「雑魚女じゃん。きゃは♡なにイキって走ってんだよ」
ピリカが顔を歪める。彼女にとってベルゼブブガールズは憎しみを抱くレベルに嫌いな存在。特にツバキに対してはリオンにボコボコにされた時に酷く侮辱された苦い記憶があった。実力的には遥かにツバキの方が上だ。
ピリカ「ツバキ……」
ツバキ「お前程度じゃその辺の勇者にも殺されるよ。ていうかよく生きてたな」
ピリカ「…………っ」
ツバキ「なんとか言え雑魚」
ピリカ「ミルカを見なかったか……」
ツバキ「…」
またその名前かとツバキは思った。そういえばこいつも格闘職、ミルカと何か縁でもあるのか。不完全燃焼なメンタルに表情が引っ張られ無表情となったツバキは、目の前のピリカを煽る気も失せ移動を再開した。
ヒュンッ!
ピリカ「お、おい……!」
「誰だ!人間……?」
「でも魔王軍突入メンバーには居なかった顔だわ」
ピリカ「!」
ピリカは勇者達に見つかった。ツバキはああ言ったが並の勇者パーティには遅れはとらない自信はある。しかし目の前にいるのは魔王軍に乗り込んで来るレベルの実力者達だ。
ピリカ(ミルカを見つける前にダメージは負いたくない……っ)
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