705: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/01/30(金) 23:53:30.31 ID:VPKwmdIU0
ミルカ(それにしてもアンドロスはしっかり勝ったのね。ふふふさすがは私の旦那だわ…………。でももう会えないわけか。生きてればあいつの子供作ってやれたのに)
ピリカ「ベ、ベリアルを倒しただって……マジかよ……ミルカ……」
オルフィア「ベリアルは私と魔王の最高傑作だったのだが、人間が単体で撃破するとは恐れ入る」
ミルカ「とはいっても私も死んでるし素直に喜べないわ。まあ仲間達の障害を排除したという意味では仕事はしたのかもしれないけど」
ピリカ「すげえ〜〜やっぱすげえよミルカ。里の英雄だぁ」
死ぬことでオルフィアと同じく毒気が抜かれたピリカがミルカに向ける視線はファンそのものだった。幼いミルカやジェンが彼女に向けていた羨望の眼差し以上の熱量がある。
ピリカ「そうだ、ジェンは……?」
ミルカ「多分…盗賊として殺しまくってたからな〜…この氷の下か、ギリギリもう少しマシな地獄にいるんじゃないの?タフなやつだし転生するまで頑張る筈よ」
ピリカ「そ、そうだな……で、どうするこれから…オレ、助けてもらったのは嬉しいけどこんな場所でどう過ごせば」
オルフィア「ふむ……こんな地獄で逢ったのも何かの縁。私の魔法を披露しよう」
オルフィアが立ち上がると三角帽子のズレを正し、両手に魔力を込めた。
ズオオオ
ミルカ「なに見せてくれるんだろ。綺麗な花火かしら」
ピリカ「わ〜たのしみ〜」
オルフィア「魔王城での私の役割のひとつに魔法による映像の中継があった。地獄からでも時空を歪めることで発動は可能な筈……!そう、この私ならばな」
ミルカ「おお。もしそれが成功すればとりあえずリラ達に一方的に連絡はとれそうだわ」
天才オルフィアは地獄と現世の僅かな空間の切れ目を把握。そこから魔法を流し込み、魔王城全域に空に浮かぶウインドウを発生させた。これは魔王軍の者達にとっては馴染み深い魔法。魔王の言葉や魔王軍としての決定事項をこの魔法で流布していたのだ。
☆☆
ヴォン!ヴォン!ヴォン!ヴォン!
レン「うわ。なにあのウインドウ」
ミーニャ「あれって…」
☆☆
リラ「ミルカか!?」
☆☆
「おお。こいつぁオルフィア様の魔法だ。ケケケ。勇者どもが粗方片付いたか?」
「おい、でもなんか映像変だぜ…あのオルフィア様なんかいつもより顔こえーぞ」
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