742: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2026/02/07(土) 23:41:48.82 ID:TouIpAG50
リラ「……」
リラは僅かな気配を森に入った時から感じていた。野性児レベル100である彼女ですら位置を悟らせない潜伏能力。
リラ(ただもんじゃねえな〜。私ですらもしかしたらいるかも知れねえってレベルでしか存在を感じられない)
がさがさ
リラ「ぐっ」
リラは脚に焼けるような痛みを感じた。茂みから脚をあげると毒蛇に脹脛を噛まれている!
リトルジョン「やったど〜」
ロビンフッド「あの猛毒蛇は俺の飼い慣らした武器。大柄なミノタウロスすら3秒で全身を麻痺させる」
リラ「あ〜〜」
木の上から獲物が倒れる瞬間を待ちわびる2人だが、リラは頭をポリポリかいて蛇を剥ぎ取った。
リラ「毒か」
ロビンフッド「おいおいもう15秒は経ってんぜ?」
紅蓮の女勇者は蛇の首を引きちぎり、血液を飲む。さらに脹脛に口を添え、思い切り毒を吸い上げた。
リラ「〜!!ぺっ……」
リトルジョン「あんなことしても無駄だど。でもなんで倒れないんだど」
そしてリラは下腹部に力を込め、全身に闘気を漲らせた。先ほど取り込んだ蛇の血液が血清となり全身にかけめぐる!
ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!
リラ「……っし!オッケー」
そのままズカズカと歩みを再開する勇者の背中をロビンは爛々とした眼で見つめた。
ロビン「こいつぁ……俺の生涯の獲物だぜ」
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