550: ◆DmmDEGkMa3fh[saga]
2026/05/07(木) 16:20:09.69 ID:9vItLI30O
その町は木造の長屋が連なるスタンダードな風情。自国特有の発展を遂げていると言えば聞こえは良いが、文化レベルはエメラの国と比べて遅れているように見えた。
ウルシ「妖術、えーと魔法を使えるやつも珍しいです。妖怪の中にはけっこういますがね」
エメラ「闘気を纏ったサムライブレードを操る武士という兵隊が城を守っていると聞いたことがあります」
ウルシ「ええ、しかし魔王討伐に出向いたのがあっしだけなことからも分かりますが飛び抜けて強えのはいません。あ、殿様の懐刀さんはかなりやるんですけど国からは出ませんね」
話しながら歩く2人、その前を2人の子供が通りすぎる。
ウルシ「羽根つきでもするんですかね」
2人が持っていたのは薄平べったいタブレットだった。
「早くしないと寄席が始まっちゃうぜ〜っ」
「えー江戸剣術トーナメントの中継が見たいよ」
ウルシ「えっ。なんですあの四角いのは」
エメラ「あれはネット配信が見られるタブレットですね。ジャポ国にも普及していたんですね。空気中の魔力をケーブル代わりに使ってると聞いたことがあります」
ウルシ「…あっしがいねえ間に変わったもんです」
エメラ「まだ日が暮れるまでは時間がありますしこの町はスルーしましょう」
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