551: ◆DmmDEGkMa3fh[saga]
2026/05/07(木) 17:30:20.62 ID:9vItLI30O
無法の森林地帯を進む2人。当然だが魔物にも襲われ、何体も撃退を果たしていた。
エメラ「妙な魔物が多いですね。固有種ですか」
ウルシ「はい。例えばあそこにいる」
木の上で森の奥を指差すウルシ。頭が牛の筋骨粒々の化け物が驚異の勇者視力で見えた。
エメラ「ミノタウロス?」
ウルシ「牛頭鬼と呼ばれてる固有種でさ」
ばさっ!
面倒な闘いは回避するため遠回りしようとした瞬間、空から赤黒の体をした魔物が急降下する。エメラは敵かと思ったが、それはウルシの家族であるレッドドラゴン二体。
「ルルルァ」
ウルシ「お、おおおお!!お前達〜っ!!あっしの匂い、気配を感じて!」
エメラ「これがウルシさんの家族。ならば」
バチンと音を立て指先から放たれた雷が数百メートル離れた位置の牛頭鬼を気絶させる。恐るべき雷属性のポテンシャル。
レッドドラゴンの親子アイとラブは元々魔物領地の魔物のため、西洋風のドラゴンでこの場では目立つ存在だった。小柄な子供の方のラブの背中には更にウルシの家族である小柄な動物達の姿もあった。
ウルシ「うおお〜。こんな姿となったあっしのことを迎えに来てくれたんですね」
ラブの背中に飛び乗ったウルシの身体が獣達の毛玉に包まれる。ワン三郎と名付けられた犬は軽くうれションを引っ掛けていた。
ウルシ「エメラさん、アイとラブが運んでくれます。これでエドまで明日には着きますぜ」
エメラ「え、家族と再会したのならばエドまで行く必要は無いのでは」
ウルシ「折角ですからエメラさんを案内しますよ。お膝元を観光したいでしょう」
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